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慢性鼻炎
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 急性鼻炎を繰り返しているうちに症状が続いたままになるのが慢性鼻炎です。虚弱な子、アレルギーのある子に多く、また肥大したアデノイドを放置しておいても起こりやすいものです。
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 成人でも副鼻腔炎を放置したり、鼻中隔が曲がっていたりすると、鼻が詰まって通気が悪くなり、鼻汁の排泄ができにくいために発生します。またはほこりがひどかったり、ガスが発生するような工場でマスクもかけずに長時間働いている人もかかります。
 
症状
 まず鼻が詰まります。これは、鼻粘膜が充血してはれるからです。鼻のつまり方は、軽かったり重かったり、片方の鼻だけだったり、両方だったりいろいろです。人が集まる部屋に入るとつまることもあります。充血した粘膜からは分泌液が増すため、鼻水が多量に出ますが、しだいに粘液性となり、細菌が感染すれば膿性になります。
 そのうちに鼻の中のはれで空気が嗅部にうまく達しななくなるため、においがわかりにくくなったり、鼻声になったりします。しかし、ふつう全身の障害はほとんどないので、病人らしく見えません。
 慢性鼻炎は、いつも両側の鼻粘膜に起こり、粘膜の抵抗力が弱まるために鼻かぜをひきやすくなります。これを繰り返しているうちに粘膜は繰り返す刺激でしだいにはれてきて肥厚性鼻炎が起こります。そうなると鼻呼吸が苦しくなって口で呼吸し、眠ると口を開いたまま大きないびきをかきます。鼻汁も粘液性のものが多量に出て、内部のはれのため鼻をかんでも全部は取りきれずに鼻腔内にたまり、そこへ細菌が感染して膿性になります。これが咽頭の方へ流れて、たんのように口から吐き出されます。こうなると頭痛感や頭痛がして、集中力が散漫になり、物忘れをしたりします。「鼻が悪いと頭が悪くなる」といわれるのはこのためです。実際には鼻は頭脳にそれほど影響を与えるわけではありません。

 
予防
 粘膜の炎症を起こすような喫煙などはできるだけ控え、いつも新鮮な空気を吸い、からだを鍛錬して、風邪をひかないようにします。また鼻の中はいつも清潔にしておきましょう。
 急性鼻炎のうちに十分な治療を受けることが大切ですが、慢性鼻炎になったら、専門医に任せ、忍耐強く治療を受ける必要があります。


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