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胃潰瘍・十二指腸潰瘍の進み方
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 潰瘍の経過は、合併症のない軽症の場合と合併症を伴った重症の場合とでは大きく違います。
 
● 再発を繰り返すのも特徴
 合併症のない単純な潰瘍は比較的容易になおり、しかも生命に危険が伴うことはありません。
 吐血や下血の顕出血は2〜3日、潜出血は(肉眼ではわからない微量出血)は2〜3週、潰瘍症状は3〜4週、潰瘍そのものは6〜8週で、それぞれなおることが標準になっているようです。
 このような順調な経過をたどる潰瘍が多いのですが、なかなか治りにくいものもあります。X線検査や内視鏡検査で潰瘍が消失してしまったと考えられるもので、再発や再燃を繰り返すことが多く、これも潰瘍の別の特徴の一つとされています。
 
● 放置しておくと
 放置しておくと、消化性潰瘍のなかには自然になおるものもあります。多少の自覚症状があったとしても知らない間に発病し、知らない間になおってしまうこともあり、X線診断で潰瘍がなおったあと(瘢痕)が発見されて、ようやく自分が潰瘍にかかったと気づく例もあるようです。しかし、一般的に放置して、今まで通り不摂生な生活をしていれば、なおるのがのびのびになり、またしだいに重症なものとなり、なかには危険な合併症も起こしますから、放置するのは厳に慎むべきです。
 
 

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