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無酸症
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 無酸症とは、胃液に塩酸がない状態をいいます。これも胃酸過多症と同じように胃液の検査が重要です。また無酸であっても、なにも症状がないときには病気というわけではなく、何らかの症状が無酸のためにあらわれる場合に初めて無酸症と呼ばれます。
 厳密な意味での無酸症は、詳細な胃液検査をしても塩酸が認められない状態をいいます。ガストリンを注射して、塩酸の分泌の状態を見る方法が行われていますが、これによると、完全な無酸は少ないことがわかりました。それゆえ、胃液の塩酸濃度の低いもの、すなわち低酸症も一括して、低無酸症と呼ぶこともあります。これは低酸の程度の強いものは無酸とほとんど同じような症状を示すからです。
 無酸を示す病気の代表的なものは悪性貧血です。また慢性胃炎(委縮性胃炎)でも低酸、無酸を示します。また進行したい癌でも同様です。このようになにかの器質的の病気が胃に発見される場合は、無酸症とは呼ばずに、個々の病名が付けられます。



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