腎臓の病気 ネフローゼ症候群の症状

むくみ 尿の変化 低たんぱく血症


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ネフローゼ症候群の症状
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 ネフローゼ症候群は、突然のむくみによって発病することもありますが、感冒などの感染症のあとに続いて起こったり、またいろいろの病気に続いて起こることもあります。
 
むくみ
 ネフローゼ症候群のむくみは腎臓病の中で最もひどく、顔面や下肢だけでなく、胸腔(胸水)、腹腔(腹水)、陰嚢などにも水がたまることもあります。腹水が著しいときには、下腹部の腹壁に皮下組織の断裂を生じ、後まで瘢痕を残します。
 しかし、ネフローゼ症候群の中には全くむくみを認めない患者もありますから、むくみがないからといってネフローゼ症候群ではないとは言えません。
 成人より小児の方がむくみを認めることが多いものです。
 
尿の変化
 尿量が減少し、尿中に大量(1日3.5グラム以上)のたんぱくが出るのが特徴です。多いときには20〜30cに及ぶこともあります。この尿たんぱくは血清タンパク、特にアルブミンが糸球体の毛細血管を通って出てきたものです。
 尿沈渣には顆粒円柱やコレステロールによる卵円脂肪体、重屈折性脂肪体がみられます。赤血球はみられないか、あってもわずかです。ただし、慢性糸球体腎炎に由来する場合、顕微鏡的血尿のみられることがあるようです。
 
低たんぱく血症
 大量の血清タンパクが尿中に失われるために、通常のたんぱくが合成では補いきれず、血清タンパク、特にアルブミンが減少します。この減少がむくみの一因にもなっています。
 
高脂血症
 血中の脂肪、特にコレステロールが増加します。腎機能は正常のこともありますし、またかなり障害されているものもあります。慢性糸球体腎炎由来のものの中に腎機能のほとんど正常のものが少なくありません。高血圧を伴うものと、正常血圧のものとがあり、まちまちです。小児では高血圧を伴うものはほとんどありません。

 

 

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