肝臓の病気 肝膿瘍

肝膿瘍の原因 肝膿瘍の症状


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肝膿瘍
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 肝臓に膿瘍(うみがたまったできもの)ができる病気を肝膿瘍といいます。肝膿瘍には、膿瘍が一つだけできる孤立性肝膿瘍と、たくさんできる多発性肝膿瘍とがあります。また、原因別では、大腸菌などのよる細菌性のものと、アメーバ性のものとがあります。
 
● 原因
 アメーバ性肝膿瘍は、小腸に発達したアメーバ赤痢に続発する病気で、アメーバが小腸壁の潰瘍から、門脈系を介して肝臓に行き、しだいに肝実質を破壊し、膿瘍を起こすものです。わが国ではあまり多いものではなく、アメリカ、メキシコなどによくみられるそうです。
 細菌性肝膿瘍は、腹腔内の炎症、たとえば虫垂炎や胆道の炎症などから肝臓に移行して起こります。抗生剤の発達で減少したとはいえ、いったん肝膿瘍ができると、抗生剤などではなかなか治りにくくなるようです。
 
● 症状
 肝膿瘍の症状は発熱がおもなもので、そのほか、肝臓部の疼痛、白血球数の増加、肝腫脹を認めることが特徴です。初期には、悪寒を伴った39〜40度の高熱を出し、次いで肝臓部痛がみられます。
 アメーバ性肝膿瘍の症状は多彩ですが、細菌性のものとだいたい同じです。しかし、肝膿瘍になる5〜6か月前には、アメーバ赤痢を疑われる下痢があるといわれています。白血球数の増加は、細菌性肝膿瘍より少ない傾向がみられます。
 肝膿瘍が進行すると、膿瘍が腹腔内に破れて、腹膜炎や横隔膜下膿瘍を起こします。

 
 

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