肝臓の病気 肝臓と血管

血液を運ぶ血管


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肝臓と血管
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 胃や腸から集められた栄養素を含んだ血液を運ぶ血管は、門脈となって肝臓下面の肝門部と呼ばれる場所から肝臓に入ります。門脈は肝臓の中でいくつにも枝分かれしていて、グリソン鞘から肝小葉内の類洞に流入します。この門脈の中の血液は栄養分には富んでいますが、胃液の粘膜で酸素をすでに使ってしまっているので、酸素の少ない、いわば静脈血ですから、これだけで肝臓は酸素欠乏状態に陥ってじゅうぶんな働きができません。そのため大動脈から直接、酸素の豊富な動脈血が肝動脈を通って流れ込みます。
 肝臓を流れる血液の量は、正常なおとなで1分間に約1000〜1300ミリリットルですが、このうち門脈をとおって流入する血液が約4分の3で、残りの4分の1が肝動脈から入る動脈血です。このことから門脈は、肝臓の働きのための重要な機能血管であり、肝動脈は肝臓の栄養、特に酸素を補給するための重要な栄養血管と言えるでしょう。

 
 

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