肝臓の病気 体質性黄だん

黄だんとしじみ汁


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体質性黄だん
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 幼少期ないし青年期から、軽い黄だんが時々現れては消失するものです。ときに黄だんとともにだるさを感じることがありますが、そのほかには目立った症状はありません。
 これには血清中の直接ビリルビンが増加して、肝臓の色素のために黒色を示すドビン・ジョンソン症候群、黒色肝とならないローター型、血清中に間接ビリルビンが増加するが、溶血が起こらないジルベール病があります。生まれたばかりの子供にみられるものとしては、クリグラー・ナジャール症候群があり、これは多くの場合、脳症状もあらわれて1年以内に死亡しますが、遺伝性の病気で、きわめてまれな病気ですから、一般の人はあまり心配する必要はないようです。
 これらの大人の体質性黄だんは、よく慢性肝炎と診断されて、長期間薬剤を服用したり、安静を取ったりしている人がいますが、治療は特に必要としない病気のようです。同じ家族内、特に兄弟姉妹にみられることがあり、遺伝性のものと考えられています。

 ● 黄だんとしじみ汁
 黄だんの民間療法として昔からしじみ汁が用いられていますが、しじみ汁には胆汁の量と胆汁成分の濃度を増加させる作用、すなわち利胆作用がありますので、黄だんを軽くする作用があると考えてよいでしょう。
 貝殻を除き、貝肉を細かく切って、約1時間に水で煮つめ、上澄みを取って飲みますとかなり強い利胆作用がみられます。一般のしじみ汁では、その作用はきわめて弱いものですが、逆にそれだけに副作用も少ないので、安心して飲めるともいえます。

 
 

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