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流行性肝炎では、突然黄だんがあらわれることがありますが、多くの場合、黄だんの出る約7〜10日ぐらい前に前駆症状があります。この症状はよくかぜと間違えられるようです。全身が非常にだるくて食欲がなく、吐き気があり、38度程度の熱が出ます。頭痛、のどの痛み、せきなどのあることもありますが、かぜのときほど強いものではありません。通常のかぜとやや趣が違い、だるさ(全身の倦怠感)が非常に強く、身の置き所がないというような感じすらすること、吐き気も強く、食物を見たり考えたりしただけでも吐き気がするという人もあり、実際に吐くこともあるようです。また2〜3日で熱が下がっても、このような自覚症状はよくならずにひどくなることも特徴です。
このころから黄だんがあらわれ、他人から白目(強膜)や皮膚が黄色いといわれたり、鏡を見て自分で気づいたりしますが、その後は急速に黄色みが濃くなり、しだいに右上腹部の肝臓がはれるとともに、圧迫感や鈍痛を覚えることもあります。黄だんの出始めるころ、あるいはそれ以前から尿の褐色調が濃くなり、ビールのように見えますが、注意深い人ならば、立つあわがやはり黄色くなっているのに気づくはずです。つまりかぜのような症状のあと、尿がビールのような色になり、しかもあわが黄色ければ黄だんがあらわれた知らせだといえるでしょう。このような兆候が見られたら、まず第一に安静にしなければなりません。
通常の流行性肝炎ならば、半月ぐらいでしだいに軽くなり、食欲も出て、約1カ月で黄だんはなくなるそうです。
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