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脳動脈が硬化すると、脳動脈硬化症、脳出血、脳梗塞(脳軟化症)などが起こります。
脳動脈の硬化は、軽症のうちは日常生活にさしつかえありません。 |
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しかし、過労やストレスなどが加わると、めまい、吐き気、頭の中の空虚感など、脳貧血の症状が出ます。さらに進むと精神機能の低下も招きます。
脳出血は、脳動脈硬化よりは高血圧の方に密接な関係があります。
脳梗塞は、脳動脈の硬化が進んだ結果、血栓などで血管がふさがれた状態です。こうなると、その動脈から栄養を受けている脳の部分が破壊され、その部分の機能が脱落します。こちらの方は、高血圧よりも動脈硬化との関係が密接です。
腎動脈の硬化は少しずつ出てくるもので、硬化が進んでも、心臓や脳ほど急激で発作的な症状はあらわれません。しかし、これは高血圧や脳血管障害を起こす役割をすることもあります。委縮腎といって、硬化が進むと腎臓は小さくなって、重さもたいへん減少します。夜間の排尿回数が増える、血圧が高くなる、腎臓の機能が低下するなどが主な症状です。また、腎臓の機能が高度に失われると尿毒性が起こります。
腹部大動脈は動脈硬化が最も強くあらわれるところです。大動脈りゅうもよくあらわれますが、破裂するまで自覚症状がないことが多いようです。食後、腹痛に苦しむのは、腸に分布している動脈の硬化で、消化活動に必要な血液が不足している場合にみられます。
日本人では、下肢に問題になるほどの硬化があらわれることは少ないようです。とくに上肢はまれです。下肢動脈が閉塞するほどの病変では間欠性跛行性といって、ある距離を歩くとふくらはぎが痛くなり、休み休み歩かなければならなくなります。
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