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● 血液循環の道筋
左心室から出た大動脈から、まず心臓自体を養う冠状動脈が枝わかれし、そののち、次々に動脈が分かれて全身へ広がり、小動脈という細い血管になります。 |
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小動脈はさらに枝分かれして、その末端は小細管とよばれる微細な血管の網を作りここで体内の組織と血液との間の物質交換、すなわち酸素や栄養分を組織へ渡し、炭酸ガスや老廃物を回収する作業が行われます。血液は、毛細感を通るうちに、このような営みを終えると、しだいに集まって小静脈に流れ込み、次いで太い静脈にまとめられ、しまいに上下の大静脈に入って右心房へ帰ります。この血液は、右心房から右心室を通って肺動脈へ送られます。肺動脈は肺の中で枝分かれを繰り返し、毛細管の網で肺胞の表面を包みます。血液はここで炭酸ガスを肺胞中に排出し、肺胞中の空気から酸素を取り入れ、新鮮な血液に再生され、しだいに集まって数本の肺静脈を通って左心室へ戻ります。これを肺循環、または小循環と呼びます。
● 血液の働き
大動脈と太い動脈は壁が厚く、心室の駆出期(収縮期)には弾力的にふくらんで太くなり、拡張期には元に戻ることによって、血流と血圧をスムーズにします。小動脈の壁は筋肉が発達し、自律神経の分布も多く、必要に応じて血管の直径を変えて、血流を調節します。毛細管の壁は薄い膜状で、これを通って血液と組織との間の物質交換が行われやすくなっていきます。静脈は全体の容積が大きく、薄い壁の緊張の度合いで血液量が変化し、心臓へ戻る血液量が調節されます。逆流を防ぐために、ところどころにポケット状の弁があります
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