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食塩の取り過ぎが高血圧をひき起こすことは、動物実験でも臨床的にも証明されています。
健康な人でも、1日30cの食塩をとれば血圧が少し上がり、高血圧患者の場合は、よりはっきり上がることが認められています。 |
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食塩の1日摂取量は、欧米人で平均10c、日本人で12cですが、高血圧の多発する東北地方では、25cになっているところもあります。
食塩の成分のうち、血圧に関係するのはナトリウムイオンです。利尿降圧剤によって、腎臓からのナトリウム排泄を促進すると、血圧はさがりますので、この方法が高血圧の薬物療法の一つの柱になっています。
高血圧患者は、米の多作地方に多いことから、米の大量摂取が血圧に影響を及ぼすといわれています。ところがアメリカには、高血圧の米食療法といって、米食によって血圧を下げようとする療法があります。つまり、米そのものは、血圧とは無関係なのです。ではなぜ米の多作地方に高血圧が多いのでしょうか。これについては、次のように説明されています。
これらの地方では米を大量に食べます。大量に食べれば、取り合わせの良い塩味のきいた食物を食べることになり、この食塩の過量摂取が血圧を上げること、また、米の大量摂取は、中性脂肪を体内に増やし、これが動脈硬化を促進する因子になること、などが原因となっているといわれています。
いずれにしても、高血圧の予防は米の過量摂取をやめるだけでなく、むしろ少なめに取ることが必要です。
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