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高血圧患者は、米の多作地方に多いことから、米の大量摂取が血圧に影響を及ぼすといわれています。ところがアメリカには、高血圧の米食療法といって、米食によって血圧を下げようとする療法があります。 |
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つまり、米そのものは、血圧とは無関係なのです。ではなぜ米の多作地方に高血圧が多いのでしょうか。これについては、次のように説明されています。
これらの地方では米を大量に食べます。大量に食べれば、取り合わせの良い塩味のきいた食物を食べることになり、この食塩の過量摂取が血圧を上げること、また、米の大量摂取は、中性脂肪を体内に増やし、これが動脈硬化を促進する因子になること、などが原因となっているといわれています。
いずれにしても、高血圧の予防は米の過量摂取をやめるだけでなく、むしろ少なめに取ることが必要です。
過量の肉食が高血圧と関係があるという説は20世紀の初めころから信じられて来ました。事実、栄養失調または半栄養失調状態では、高血圧にはなりません。したがって、高血圧の患者でも、肉食を禁じて半栄養失調状態にすれば血圧は下がってきます。
高血圧の患者でも、栄養失調におちいらすことなく、活動的なからだを保ちながら、血圧を下げることが必要でしょう。この考えから、今日では、肉類を禁じてはいません。しかし多くの肉類は動物性脂肪を含んでいます。この動物性脂肪は、コレステロールその他の脂肪質を通じて動脈硬化の原因になりますのでその点からいって、肉類の過食は慎まねばなりません。
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