血液の病気 妊娠性悪性貧血

ビタミンB12 葉酸


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妊娠性悪性貧血
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 妊娠の後半期か分娩後1年以内の起こることが多いもので、妊娠によってビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなる一方、胎児がこれらを多く必要とすることにより母体にこれらのビタミンの欠乏が激しく起こります。
産後、自然になおることもありますが、ずいぶん重い貧血になる場合もあります。ビタミンB12の注射や内服、肝臓製剤の投与で急速になおります。
 
 ● 無胃性巨赤芽球性貧血
 胃がんなどで胃の全摘手術のあと3〜5年の間に起こることがあります。手術して胃を取ってしまったため、ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなって起こるもので、ビタミンB12や肝臓製剤の注射、内服が有効です。
 
 ● 乳幼児性悪性貧血
 本態性悪性貧血のこともありますが、人工栄養のために食物中の葉酸やビタミンB12の欠乏から起こることもあります。また、ビタミンB12、葉酸の吸収が悪いとき、先天性に葉酸代謝異常のあるときにも起こります。ビタミンB12・C・葉酸の投与がきくようです。

  悪性貧血
 骨髄や血液中に巨赤芽球という特異な若い赤血球系細胞ができるもので、巨赤芽球貧血ともいいます。ビタミンB12や葉酸の欠乏なによって起こります。わが国には少ない貧血のようですが、診断を正しくつけて治療しないとなおりにくく、その原因であるビタミンB12や葉酸という造血ビタミン欠乏が分かる以前には、大変なおしにくい病気であったので、今でも悪性貧血という病名が使われているようです。
 

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