血液の病気 凝血の異常

血液凝固 繊維素溶解性紫斑病


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凝血の異常
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 血管の中を流れている血液は、流動性を保っていますが、いったん血管外に出ると、流動性を失ってかたまりを作ります。この現象を血液凝固といいます。
 血液の液状成分である血漿中には、血液凝固に関する因子(血液凝固因子)が12種類あります。また血小板の中にも血液凝固に必要な物質、特に血小板第V因子があります。血管が傷つくと、これらの因子と傷ついた血管の周囲の組織液とが反応して、血液が固まり、破れた血管が修復されて出血が止まります。
 以上のような血液凝固因子の一つが欠けても、血のかたまりができにくくなります。そのため、傷口からの出血を防ぐことができず、出血しやすくなります。
 また血液の固まる場合には、血漿中の第T因子である線維素原(フィブリノーゲン)は線維素(フィブリン)になるものですが、線維素原や線維素が溶けて減ると血液が固まりにくくなります。このように線維素原や線維素が溶けるのを、繊維素溶解現象(線溶)といいます。この線溶が盛んになると、ほかの凝血因子も変化したり、血小板や血管壁も障害されるので、出血が起こりやすくなります。このようにして皮膚や粘膜に出血斑ができるのを、繊維素溶解性紫斑病といいます。

 

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