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 私たち人間の血液の全量は、体重の1kgに対し約60〜80cとされていますから、体重50kgの人では、約3〜4gということになります。

 これが心臓のポンプの作用によって、動脈を通ってからだのすみずみの毛細管網に送られ、そこで体細胞との間にガス交換や栄養と老廃物を含んだ血液は、今度は静脈を通って心臓にもどり、そこから肺に送られて、再び酸素の多い動脈結となります。健康者では、安静時に血液が人体を一回りするのに要する時間は、約10〜20秒といわれています。

 ● 血液の成分
 血液は、有形成分である血球と、液体成分の血漿とから成っています。血球にはさらに赤血球、白血球、血小板の三種類があります。
 
 赤血球
 赤血球は小さな核のない細胞で、わずか1立方ミリメートルの血液中に、約500万個も存在しています。赤血球の重要な働きは、肺で酸素と結び付き、これを各組織に運び、炭酸ガスを取り込むことです。

 赤血球の一つ一つには、血色素(ヘモグロビン)という特殊な色素が含まれています。血液が赤く見えるのはこのためです。また、赤血球が酸素を運ぶのは、この血色素が酸素と結び付く性質を持っているからです。

 白血球
 白血球は赤血球よりも大きく、血液1立方ミリメートルの中に、約7,000個(5000〜8500個)あります。白血球は大別すると、顆粒球とリンパ球と単球に分けられます。顆粒球には、好中球、好酸球、好塩基球があります。

 白血球には、いろいろの働きがありますが、その中でも好中球は細菌その他の有害物が、私たちのからだに侵入するのを防ぐ働きをしています。

 つまり、好中球は血管内はもちろん、血管外にも出ることができるので、からだのどこに細菌の侵入を受けても直ちにそこへ集まり、それを捕食してしまうのです。

 血小板
 血小板は、その直径が、赤血球の2分の1ないし5分の1の大きさの細胞で、血液の凝固や止血に非常に大切な働きをします。

 血漿
 血漿は90%以上が水分で、約7〜8%がたんぱく質、残りは糖質、脂肪、無機塩類、酸素、ホルモン、ビタミン類などです。

 このうち、最も大切なものはたんぱく質で、これは、アルブミン、グロブリン、フィブリノーゲンから成っています。アルブミンは、血液の浸透圧の維持に重要な意義を持っていて、これが減少すると、血圧が下がったり、ショックを起こします。

 グロブリンは、白血球と並んで生体の防衛機能に大切な役割を果たします。フィブリノーゲンは、血液を凝固させる重要な因子です

  血液の働き
 血液は私たちが生命を保っていく上に欠かせない、いくつかの重要な働きをしています。その一つは、酸素と栄養素をすべての細胞に供給し、新陳代謝の結果できた炭酸ガスと老廃物を排泄器官に運ぶことです。

 内分泌線から分泌されるホルモンや酵素、化学物質などを各器官に送り、その機能を調節する働きもしています。また、筋肉や肝臓などで生産される熱を、皮膚や肺に運んで放熱させ、からだ全体の体温がほぼ一定に保つようにしています。

 細菌やウイルス、その他の有害物が体内に侵入してくると、血液はこれに対して抗体を作り、免疫反応によってこれらを無力化します。白血球も、細菌などの異物を自分の体に取り込み感染などに対して防御力を発揮し、私たちの体を守っています。

 



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