がん性胸膜炎 胸膜腔

悪性中皮腫 全身衰弱

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 生命活動の一つの単位はからだの細胞ですが、この細胞が活動する上で絶対に欠かせないのが酸素です。各種の臓器がそれぞれ固有の働きをし、心臓や手足の筋肉が動き、からだ全体の新陳代謝が行われるためには、血流で絶えず酸素がからだのあらゆる細胞に運ばれ、また、化学反応の結果生じる炭酸ガスが血流によって運び去らなければなりません。健康はこうして保たれるわけです。
 血液の中に酸素を送り込み、不要の炭酸ガスを除去する器官、これが呼吸器で、気管と肺に大別されます。

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がん性胸膜炎
 胸膜にがんが発生、または転移し、特にそれが胸膜に多数ばらまかれた場合、胸膜腔に液体(ことに血性の液体)のたまることが少なくありません。これをがん性胸膜炎と呼ぶことがあります。
 がんの原発部位は、腹部などの臓器のがん(たとえば胃がんなど)のことも、胸膜自体(悪性中皮腫)のこともあります。

 ● 症状
 原発臓器のがんの症状のほか、この胸膜炎は、がんの転移によって起こりますから、かなり進行したがん患者の一般症状、たとえば全身衰弱や貧血などが見られます。
 
 ● 外傷性胸膜炎
 自動車事故などで胸部を強打した後に、胸膜腔に液のたまることがあり、これを外傷性胸膜炎ということもあります。しかし、この場合の多くは、外傷による血胸(胸膜腔内への出血)ないし乳び胸(リンパ管が破れて胸膜腔内に出たもの)、または、外傷で全身および局所の抵抗力が弱まった時に合併してくる、各種の細菌性(結核も含む)胸膜炎です。
 
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