肺嚢胞症 症状

嚢胞 肺化膿症

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肺嚢胞症の症状
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先天性の場合
 嚢胞の内容が液体のものは、全く症状がないので、X線写真で偶然に発見されることが多いものです。液体と空気で満たされた嚢胞でも無症状のことが多いのですが、気管支と交通が多少あるため、まれに、細菌感染を起こし、発熱やせき、たんが出て、肺化膿症と間違われることがあります。

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 内容が空気だけの場合は、気管支と完全につながっているため、気管支炎などを起こすと、嚢胞と気管支との交通部が腫脹して、ちょうど弁のような形になりますから、せきをする際、嚢胞の中に入ったままで出にくい状態になります。
そのため、嚢胞が急激に大きくなり、周囲の肺ばかりでなく、心臓や反対側の肺も圧迫しますから、呼吸がしにくくなって浅く速くなります。くちびるは紫色になり(チアノーゼ)、脈拍も速く弱くなって、放置すると短時日で死亡します。
 
後天性の場合
 嚢胞の小さいものは無症状で、長期間そのままの状態が続く場合が多いようです。しかし、数年たつうちに、嚢胞は徐々に大きくなってくることがあります。そうなると、階段や坂道を登るときに息切れがしてきますが、これは、嚢胞が大きくなるにしたがって強まってきます。まれに、両肺にある嚢胞が同時に大きくなることもあります。この場合は、症状がさらにひどくなります。
 小さな嚢胞でも、20〜30歳の若い人では、しばしば、なんの原因もなく、突然嚢胞が破れ、空気が胸腔の中に出て、肺を圧迫、収縮させることがあります(自然気胸)。そのため、チアノーゼや呼吸困難が起こり、脈拍も速く弱くなって、ついには死に至るそうです。

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