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 生命活動の一つの単位はからだの細胞ですが、この細胞が活動する上で絶対に欠かせないのが酸素です。各種の臓器がそれぞれ固有の働きをし、心臓や手足の筋肉が動き、からだ全体の新陳代謝が行われるためには、血流で絶えず酸素がからだのあらゆる細胞に運ばれ、また、化学反応の結果生じる炭酸ガスが血流によって運び去らなければなりません。健康はこうして保たれるわけです。
 血液の中に酸素を送り込み、不要の炭酸ガスを除去する器官、これが呼吸器で、気管と肺に大別されます。

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肺嚢胞症
 肺の組織の中に、空気や液体を含む異常な空間(嚢胞)のできる病気で、先端性のものと後天性とのものがあります。
 
 先天性のものでは、生後間もなく発見されるものから、20歳ごろまでに発見されるものまであります。嚢胞の内容は、液体のもの、空気だけのもの、液体と空気の両方を含むものなどがあります。いっぽう、後天性のものは、10歳以上からみられますが、多くは40〜50歳になって発生します。
男性に多く、その発病率は、女性の約5倍です。若い人では正常な肺に発生しますが、年齢が上がるにつれて、その大部分は、肺結核、肺気腫、肺線維症に合併するものが多くなて来ます。その内容物は空気だけです。
 嚢胞の大きさは、だいず大から小児の頭大のものまでさまざまで、その数も一定していませんが、形はすべて球状または半円状で、肺の表面から突き出しています。片肺だけに限って生ずるものもありますが、両肺に発生するものも少なくありません。


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