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肺線維症
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 肺の大部分、または全部に、線維組織が異常に増殖する病気です。そのため、肺は正常時よりも伸縮が少なくなって、肺活量も減少します。

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病変が進むと血管との間が離れてくるので、肺のガス交換(血液中に酸素を取り入れて炭酸ガスを出す)も行われにくくなります。また、肺毛細血管の多くが閉鎖されてきますから、肺の血流が悪くなり、それが原因で心臓に負担がかかって、ついには危険な肺性心を引き起こします。
 ● 原因
 原因不明で起こるものと、肺結核、肺サルコイドージスなどの病気に続発して起こるものや、これらの病気が治ってから起こるものがあります。また、空気中の粉塵などの物質を、長時間吸っているうちに、その刺激によって起こる場合もあります。
 
● 症状
 症状は、原因となった病気に引き続き、または治癒後、数カ月から数年の間に、徐々にあらわれますが、気管に感染があると、そのあらわれ方が急激です。
 病気の初期には、呼吸が浅くなって空気をじゅうぶんに吸い込みにくい感じとなり、階段や坂道を健康な人と同じようにのぼると、息苦しさを感じます。
 病気が進行すると、運動が息苦しいばかりでなく、動悸が激しくて運動しにくく、ついには、ちょっとした身の回りのことをしても、あるいは話をしても息苦しくなってきます。気管に感染を起こすと、せきやたんが多く出るようになって、息苦しさが急激に強まり、胸痛があらわれます。こうなると、肺機能がひどく障害されて死亡することもあるようです。さらに病気が進行すると、くちびるが紫色になり(チアノーゼ)、動悸がひどく、浮腫(むくみ)があらわれて、生命に危険を及ぼすことがあります。この状態を肺性心といいます。

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