肺真菌症 症状

せき たん

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肺真菌症の症状
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初期の症状はせき、たん(ときには血たんや喀血)、発熱がおもです。ただ重い病気の末期に感染したときは症状が強く、高熱を出し、急激に症状が悪化します。
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 血流によって筋が全身に散布された場合にはショックにおちいることもありますが、すでにかかっている重症患者さんの症状が強いために、肺真菌症のの症状が見逃されることが少なくないようです。
 細菌感染に効果のある抗生物質が全く効かないため、全身が衰弱して死亡することもあるようです。また、肺の空洞や気管支拡張の中の限局した慢性の病型では、微熱が出る程度で、いつ真菌症になったかわからないことが多いものです。この慢性型の肺真菌症には、アスペルギルス菌球症が多くみられます。アルペルギルス菌球症では、空洞の中にアルペルギルスが発育してかたまりとなり。しだいに大きくなって、空洞の中をほとんど満たすようになります。そして、しばしば、菌球がくずれた菌塊が、たんの中に黄褐色のかたまりとなって喀出されることがあります。
 胸膜のアスペルギルス症も菌球症に続いて多い病気です。結核性の胸膜炎に二次的に感染を起こすのが大部分で、胸膜面にべったりはりついて広がり、薄い菌の集落をなしています。これを菌苔または菌芝といいます。同時に数種の細菌が混合感染するのがふつうで、胸腔を穿刺すると、膿に交じって、黄褐色の扁平な菌苔のかけらがはげ落ちてくることがあります。
 その他、結核などで肺葉切除を受けた患者さんの気管支切断面のへこみにアスペルギルスが発育し、気管支内腔に菌塊を作ることがあります。また、ほぼ正常とみられる気管支内腔に菌塊がつくられ、ときどき喀出されることもあります。
 放線菌症とノカルジア症は、肺から胸壁に波及して、皮下にかたい赤紫色のはれものを作り、ついにはそれが破れて、瘻孔という穴が開き、膿を出します。
 なお、このような慢性限局性の肺真菌症でも、副腎皮質ホルモン剤の使用や不明な原因で、菌が急に血流にのって全身に広がることがあります。この場合は急激に高熱を発し、白血球が増加し、病気の広がった臓器によってさまざまな症状が出てきます。

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