かぜの病型 病原体

インフルエンザ 気管支炎

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 生命活動の一つの単位はからだの細胞ですが、この細胞が活動する上で絶対に欠かせないのが酸素です。各種の臓器がそれぞれ固有の働きをし、心臓や手足の筋肉が動き、からだ全体の新陳代謝が行われるためには、血流で絶えず酸素がからだのあらゆる細胞に運ばれ、また、化学反応の結果生じる炭酸ガスが血流によって運び去らなければなりません。健康はこうして保たれるわけです。
 血液の中に酸素を送り込み、不要の炭酸ガスを除去する器官、これが呼吸器で、気管と肺に大別されます。

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かぜの臨床病型と病原体の関係
 かぜのいろいろの病型の中で、咽頭結膜熱の場合は、アデノウイルスによって起こりますが、このようなある一つの病原体で起こることはむしろ少なくいろいろの病原体が、同じ型のかぜを起こしてくるのがふつうです。
 普通感冒は、ライノウイルス、コロナウイルス、アデノウイルスなどいろいろのウイルスで起こりますが、その症状からは、病原を推定することは困難です。インフルエンザは、インフルエンザウイルスがその病原であることは言うまでもありませんが、その他のウイルスでも、インフルエンザのような症状を起こすことまあります。
 咽頭炎は、アデノウイルスやれんさ球菌という細菌で起こることが多いのですが、ほかの病原体で起こることもあります。
 つまり、かぜの型と病原体との関係は複雑で、臨床病型から病原体を決めることはできないようですし、また逆に、一つの病原体がいろいろの型のかぜを起こしうるということです。しかし、ライノウイルスやコロナウイルスは主に普通感冒を起こし、アデノウイルスは咽頭炎を、RSウイルスは小児で気管支炎や肺炎を超すことが多いといった、病原に関して一定の傾向があることは認められています。

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