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 生命活動の一つの単位はからだの細胞ですが、この細胞が活動する上で絶対に欠かせないのが酸素です。各種の臓器がそれぞれ固有の働きをし、心臓や手足の筋肉が動き、からだ全体の新陳代謝が行われるためには、血流で絶えず酸素がからだのあらゆる細胞に運ばれ、また、化学反応の結果生じる炭酸ガスが血流によって運び去らなければなりません。健康はこうして保たれるわけです。
 血液の中に酸素を送り込み、不要の炭酸ガスを除去する器官、これが呼吸器で、気管と肺に大別されます。

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老人のかぜと子どものかぜ
 老人では、呼吸器にも老化が起こっており、また、いろいろな持病が多いので、風邪にかかると一般になおりにくく、かつ、肺炎なども併発しやすいので、安静その他の治療を、特に早期から慎重に始めることが必要です。

 いっぽう、子どものかぜでは、高熱が出たり、下痢、嘔吐などの消化器の症状が頻繁にみられるのが特徴ともいえますが、頭痛、腰痛などの自覚症状がはっきりしない点も考えておかなければなりません。
 病原体の面から見ると、SRウイルスス、パラインフルエンザウイルスなどは、おもに子供にかぜを起こし、インフルエンザウイルスは、だいたい全年齢層を通じて流行を起こすといった傾向があります。しかし一般的に言って、子供はどのウイルスに対しても免疫がないか、あっても低いため、いろんな病原による風邪によくかかります。その結果、年をとるにつれ、しだいにいろいろの病原体に対して免疫ができてくるのです。

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