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かぜの原因

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かぜ
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 かぜは呼吸器に起こる炎症性の病気です。くしゃみ、鼻水、のどの痛み、せき、たんなどとともに、熱、頭痛、全身のだるさがあらわれますが、その経過は短く、およそ1週間でなおる、一般に軽症の病気といえます。しかし、かぜは非常によくかかる病気で、詳しく調査すると、一人が1年間にかかる回数は、約6回という統計があります。このようにかぜは数ある病気の中で、最も多い病気なのです。
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 ● 原因
 かぜを起こす原因はいろいろなものがありますが、大別すると、二つの病因すなわち、伝染性の因子と、非伝染性の因子とになります。
 かぜのほとんどは、伝染性因子で起こります。この伝染性因子には、ウイルス、マイコプラスマ、細菌があり、なかでも重要なのはウイルスです。
 このウイルスにも多くの種類があります。さらに、免疫の型の違いによって、同じウイルスでもいくつかの型が分けられます。
 非伝染性の因子には、寒さ、アレルギーなどがありますが、このような因子で起こるかぜは、ごくわずかです。
 なお、寒い季節になるとかぜが多くなり、また、からだを冷やすとかぜになる、といった経験からも、寒さとかぜとは密接な関係にあることがわかります。ところが、研究が進むと、寒さそのものがかぜの原因になるのではなく、寒さは、かぜを起こしやすくする誘因として作用することが明らかになっています。
 気温の低いときは、湿度も低くなります。こうした環境は、高温、高湿の場合よりも、病原ウイルスが感染力を保つのに好都合になります。また寒い時には、部屋の窓を閉め切り、換気が不十分になるので、かぜの患者の鼻やのどから飛び散った病原体のウイルスを吸い込む経気道感染の機会も多くなります。
 さらに、人の側でも、低温つまり冷たい空気を呼吸するとか、からだを冷やすといったことが、呼吸器粘膜の抵抗力を一時的に低下させるといった様式で、温度、湿度などの気象環境条件が、かぜの発生に影響していると考えられています。


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