瘻孔性迷路炎 慢性中耳炎

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瘻孔性迷路炎
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 慢性中耳炎、ことに真珠腫性中耳炎の場合によく起こり、内耳のかたい骨壁に小さな穴のあく病気です。

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 正常な内耳はかたい骨壁に保護されているために、外部から押したりしても内部には影響はありませんが、内耳骨壁に小さな穴が開くと、そこから圧力が内耳に入りますから、耳の穴を強くおさえたりすると、激しいめまいが起こります。
 しかしこの場合は、厚い骨壁が少しずつ浸食されて薄くなり、最後に小さな穴が開くのですから、穴のあくころにはその孔の口は立派な膜で覆われます。したがって、べこべこすることはあっても、内耳が感染して内耳炎になるわけではありません。めまいは耳の穴を強く押したときだけに起こり、普段はなんともないようです。
 治療や予防としては、真珠腫性中耳炎から起こることが多いものですから、ひどくならないうちに慢性中耳炎の手術を受けて、真珠腫を取り除いてもらうことです。

 ● 耳管炎
 耳管、すなわち中耳と鼻咽腔とをつなぐトンネルの炎症です。
 多くは風邪で起こります。つまり、風邪による鼻咽腔の炎症が耳管に波及したものです。耳管の内部に炎症が起こると、内膜がはれるために内腔が狭くなり、トンネルがふさがってしまいます。このため耳管狭窄症とも呼ばれます。子供では、アデノイドが原因になることもあるようです。
 
● 症状
 耳管狭窄のために、トンネルを空気が通らなくなりますから、中耳腔の換気が不十分になります。そのために、鼓膜を境とする中耳腔と外耳道の気圧のバランスが崩れ、鼓膜が動きにくくなって、聞こえが悪くなります。ただし中耳炎ほど炎症はひどくないようですから、耳痛、発熱などの炎症は起こりません。しかし、子供では耳を痛がることもあるようです。
 耳管炎が慢性になり、程度が進むと、聞こえがますます悪くなります。鼓膜が強く内方にくぼみ、しまいには内側の壁についてしまって、なおらなくなることもあるようです(癒着性中耳炎)。また、中耳腔に水がたまって、ぴしぴしと音がして気持ちが悪くなることもあるようです(中耳カタルまたは浸出性中耳炎)。

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