咽頭扁桃肥大症 アデノイド

腺様増殖症 鼻づまり

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咽頭扁桃肥大症(アデノイド)
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 別名、腺様増殖症とも呼ばれる病気で、局所だけでなく、全身的にも影響がみられます。
 咽頭扁桃は、鼻孔の突き当たりにあるため、常に外からの暖かい空気や冷たい空気、あるいはそれに含まれているほこりや細菌などの刺激を受けて、異常に肥大してくることがあります。小児期に何回も繰り返して風邪にかかったり、そのほかの感染症の病気が刺激になったりしても起こるようです。
 ● 症状
 鼻、耳、全身と三つの症状に分けられます。
 
鼻の症状
 咽頭扁桃がはれると、後鼻孔をふさいでしまうため、いわゆる鼻づまりが起こります。そして、呼吸はもっぱら口で行われるようになります。肥大が高度の場合には、鼻呼吸が全くできないために、乳児期では哺乳栄養がむずかしくなったり、かなり大きくなった子供でも食事がしにくいことがあります。また、鼻づまりのために口はあけっぱなし、口蓋、あご、歯に変化を起こしたりして、アデノイド様眼貌と呼ばれる、表情の乏しい、ぼんやりとした顔つきになることもあるようです。睡眠中には高いびきをかくことも少なくありません。声は鼻づまりになるので声には張りがなくなることが多いものです。また、鼻漏もよくみられる症状です。鼻の血管のうっ血状態を起こして鼻出血を繰り返すこともあるようです。
 
耳の症状
 耳管口をふさいで耳管狭窄を起こします。また、急性中耳炎をよく起こすために、耳だれや耳痛を繰り返し、さらに、それが慢性化することがあります。このようなことから当然難聴が起こります。
 
全身的な症状
 鼻呼吸の障害は、長い間には胸部に影響を及ぼして、扁平胸、漏斗胸、鳩胸になったりします。このような子供は、気管支炎を繰り返すことが多くなります。せきの訴えは、かなり典型的です。ことに寝具が暖まってくるとせきが激しくなり、睡眠障害を起こしたりします。また活気がなくなり、食も細くなって栄養不足を起こし、倦怠ぎみになり、記憶力の減退や注意力の散漫、精神的無気力を起こすこともあるようです。
 
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