尿路の病気 膀胱炎

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膀胱炎
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 膀胱に起こる炎症です。排尿回数の増加(頻尿)、排尿に伴う疼痛、尿の混濁(ときに軽い血尿を伴う)の三つをほとんど同時に示します。これを膀胱炎の三大兆候といって診断上大切な症状です。
 膀胱炎は、急性型と慢性型に大別されます。急性型は、症状が急激で著明に起こり、経過は短いものです。慢性型は、症状は比較的軽いが経過もゆっくりしている型のものです。
 
● 原因
 膀胱炎をおこす原因には、細菌の感染による感染性のものと、原因を細菌感染に求めにくい非細菌性のものとがあります。
 細菌感染によるものといっても、膀胱が一時的に細菌感染を起こすことはまれです。多くは、膀胱より上の上部尿路(尿管、腎盂など)の感染症から下行性の感染を起こすか、膀胱より下の尿道の感染から上行性の感染を起こすか、あるいはまた、骨盤内の隣接臓器(小腸、結腸、直腸)の感染症から連続的に感染を起こすのかのいずれかによります。このようにして細菌が膀胱に達し、好環境に恵まれると増殖を起こし、やがて膀胱炎の症状を示すことになります。

 ● この病気の考え方
 正常の膀胱には自然の防御力があり、細菌が侵入したとしても、ただちに膀胱炎を起こすとは限りません。炎症が起こったとしても自然治癒させる能力を持っています。膀胱炎の際、しきりに排尿したくなるのは、尿の膀胱内貯留時間を短縮して膀胱内の細菌の増殖を防ごうとする自然の働きといえるでしょう。この際、なんらかの排尿障害があって排尿が円滑に行われないで、膀胱にいつも残尿があると、膀胱炎の発生が助長されるばかりでなく、根治が困難となるのです。

 

 

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