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| 痛みによる苦しみやつらさに耐えているのを理解してくれない他人が恨めしいと思うのも共通にみられる特徴です。病人は機会あるごとに、苦悩を他の人、ことに身内の人に説明します。これを他の人から見ると、年中同じことをくどくどと訴えるので陰気くさく、他人まで憂鬱にしようと努力しているかのように思われます。 |
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なるべくなら他の話題に転じるか、その人から遠ざかりたいと思うのも人情でしょう。
このように、自分の痛みと対人関係の不良が続くと、リウマチ性の病人は疎外感を持ち、自信を喪失し、陰気で消極的となり、ますます周囲から愛されない人になります。ことに家族間のきずながしっかりしていない場合は、家族の重荷となって見捨てられたような人間になってしまいます。
リウマチ性の病人にとって、自分の苦しみを訴えることは最高の楽しみであり、これにまさる楽しみはないとさえ思われるほどです。病人は自分の不幸感を心ゆくまで医師に聞いてもらいたいと思っていますが、医師は多忙であるため、一人の患者の話をじゅうぶんに聞いてくれないのが実情です。
リウマチ性の病気を持った人がどのような治療を受けているかを調べてみると、以外と化学的とは言えない方法が多くみられます。お祈り、おまじない、もみ治療などだけで、この難病が根治するものではないことは承知していても、これを施術する人々が親身になって病人の苦しみを聞いてくれるので、そちらに気持ちが傾いていくのです。これは、病人の家族や医療関係者が教訓とすべきことです。家族が病人のためにしてあげる最も大切なことは、交替してでもくどい陰気な話を聞いてあげることです。
また病人も、自分だけが不幸なのだと思わないようにすることが大切です。このために最もよい方法は、不幸な病人が相互に精神的に助け合うことです。その組織として「社団法人日本リウマチ友の会」があります。
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