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第三・四期梅毒
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 ● 第三期梅毒
 感染後3年以後の時期をいいます。第二期では、からだの皮膚の各所に、同時に多数の発疹ができますが、第三期の発疹は、からだのどこか一か所に、鶏卵大から手のひら大の深在性発疹ができます。
 この時期の発疹には、結節性とゴム腫性の二つがあります。結節性梅毒では、皮下組織まで病変が起こりますが、ゴム腫性梅毒では、それがさらに下の組織まで及びます。
 いずれもかたいしこりができ、中心部は破れて潰瘍になり、瘢痕を残しながら進行します。
 
● 第四期梅毒
 感染後10年以上経過すると、第四期梅毒になります。変性梅毒または内臓梅毒ともいわれ、もはや皮膚の発疹はみられません。中枢神経梅毒では、脳や脊髄の実質がおかされます。まひ性痴呆(進行性まひ)は、脳実質に梅毒性病変が及んだためにあらわれる精神病で、廃人同様になります。脊髄をおかされると脊髄ろうとなり、知覚障害や歩行困難などが起こります。
 心臓血管系梅毒もこの時期の起こりますが、心臓障害や大動脈りゅうなどがあらわれて、はじめて梅毒に気づくこともあります。
 梅毒性血清反応はもちろん陽性ですが、腰椎の間に針を刺して取った脊髄液の梅毒反応も陽性を示すそうです。

 

 

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