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梅毒と淋病 |
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性病のうちで、特に広く影響があらわれるのは、梅毒と淋病です。 梅毒は妊娠に強い影響を及ぼします。母体が梅毒にかかっていると、胎児も梅毒に感染し、流早産や死産が起こることもあります。満期まで育っても先天性梅毒となり、いろいろな障害があらわれます。また、梅毒はじわじわと全身をおかし、晩年になっていろいろな梅毒性合併症を起こします。つまり梅毒は、国民の資質をそこない、しかもその影響は子孫にまで及ぶことになります。 淋病では、治療が完全でないと、女性の内性器がおかされて不妊症となります。つまり、出産数の低下を招くのが淋病の特徴です。また、妊婦が淋病にかかっていると、出産の際、淋病が新生児の目に入り、感染して失明する危険もあります。 ● 性病の予防 性病は国民の資質にかかわる社会的な病期ですから、個人的な予防策と同時に社会的な予防策も必要です。 社会的予防策 昔は遊郭や赤線地区など、公認の性処理機構があり、公的な強制検診制度による予防策が実施されていました。昭和32年に売春防止法が施行されて、定期的な強制検診制度は廃止されました。現在は、性病予防法で取り締まることになっています。この法律では、結婚の際と妊娠の際には、梅毒検査を受けるように規定されていますが、対策は十分とは言えないのが現状です。 個人的予防 第一に感染源に近づかないことです。やむを得ない場合には、必ずコンドームを使うようにします。しかし梅毒は、陰部以外の部分からの感染もあります。たとえばキスによって、口唇に、口中交接によって口唇、口腔粘膜、咽頭などに、梅毒の初期症状があらわれることがあります。 |
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