狭心症の療養と日常生活

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狭心症の療養と日常生活
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 狭心症は、危険な病気ですから、病院の医師の指導のもとに生活することが大切です。
 ● 重症の場合
 
発病しても完全に近いくらいまで治癒することが多く、重症と判定された場合でも、それは不治であると判定されたということにはなりません。
 一般に狭心症の程度が重いと考えられる場合には、医者は入院を勧めます。病院では、患者を医師、看護師の監視下において病気の見通しをつけます。そして同時に、各種の検査とそれに基ずく薬物療法のほか、退院後の食事療法、作業療法などの一定の計画をつくります。その後、家庭においても、それほど危険がないと判定されたときに退院させます。
 
● 軽症の場合
 
日常生活を規則的にし、過食や過労、睡眠不足、精神的ストレスを避けるだけで、再び発作の起きないことがあります。発作が起きなければ、薬物療法は必ずしも必要としませんが、この判定は医師が行います。家庭での治療は次のようなことに注意します。
 運動は、原則として適度であれば害がありませんが、度を超すと発作を誘発します。その程度は、それぞれで異なりますので、個々に調節しなければなりません。
 慎重になり過ぎて運動が不足するのはかえって有害です。つまり、心臓の力が衰え、冠状動脈の再生が遅れるだけでなく、体内の栄養が過剰になって脂肪がつき過ぎ、動脈硬化を促進するからです。
 入浴は、温度が高すぎる場合はよくありません。41℃以下、出来れば40℃以下が望まれます。
 寒さは発作を誘発するので、特に冬の外出には保温に注意が必要です。
 職業活動は、全治すれば社会復帰は可能ですが、職業に戻った場合は軽い仕事からはじめ、徐々にふつうの仕事ができるようにしていきます。
 しかし発作がないからといって、過労になることは厳に慎まなければなりません。

 
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