狭心症の食事療法と嗜好品

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狭心症の食事療法と嗜好品
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 狭心症でも薬物療法はかなり有効ですが、薬にたよって不養生をすれば、病状は悪化の一途をたどります。そこで、食事療法が大切になります。

 ● 過食を避ける
 食後に発作を起こした人は、食べ過ぎた場合が多いのです。食べ過ぎによる膨満は、心臓を横隔膜の下から押し上げ、それだけでも悪影響があるうえに、血液が大量に腹部臓器に必要となるために、心臓の負担がそれだけ増すからです。
 また、食べ過ぎのカロリー摂取過剰は、体内に余分な脂肪を蓄積させ、動脈硬化を促進させます。
 
● 動物性脂肪に注意
 動物性脂肪、ことに獣の肉の脂肪は、血液中のコレステロールを高めて動脈硬化を促します。このほか、乳製品中の脂肪もよくありません。
 これに反し、植物性の油には、動脈硬化に対する予防的作用のあるものがあります。ことにサラダ油、つまりとうもろこしの油、サフラワ油、米の油などがその作用が強いのです。ただし、これらの植物性の油類は消化吸収が悪く、カロリーも多いので量を過せば、狭心症を誘発することもあるので注意を要します。
 動物性のタンパク質は、じゅうぶんにとって、栄養不足にならないように心がけることが大切です。
 
● 野菜、果物、香辛料
 新鮮な野菜、果物はじゅうぶんにとった方がよく、香辛料は、そのもの自体による直接の関係は特にありません。
 
● 酒、タバコ
 
 アルコールはカロリーになり、心臓の働きを刺激し、体内に脂肪を蓄積させ、精神的、肉体的不節制を助長します。その意味では有害です。しかし狭心症が起こり、強い不安があって他に薬が何もないような場合、ふつうのコップに3分の1程度の日本酒を注意しながら飲むのは、悪いとは言えません。日本酒は鎮静の効果がありますので、狭心症発作の止まることがあります。もちろん、酒に弱い人とか、酒を飲むと動悸のする人には有害です。
 
タバコ タバコが直接の原因で狭心症を起こす人があり、タバコ狭心症という言葉さえあります。また、タバコは動脈硬化を促し、心臓に対しては毒作用があり、不整脈の原因となります。狭心症の発作の起こるような人は、喫煙を継続することは望ましくありません。
 
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