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心内膜炎
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 心臓の外側を包んでいる心膜に対して、内側から心臓をおおっているのが心内膜です。心内膜炎はそこに炎症が起こる病気ですが、種類がいろいろあり、リウマチなど非細菌性の病気に併発するもの、細菌性のもの、さらに急性のもの、亜急性のものなどに大きく区別されます。いずれも予後はあまり思わしくなく、ことに細菌性のものは経過が良くないことが多いので、診断治療を迅速にすることが大切です。
 ● 急性リウマチ性心内膜炎
 リウマチ熱によって起こる心内膜の炎症です。動悸、息切れ、前胸部の痛み、圧迫感、発熱などがあり、脈拍は多く、時には不整脈が加わり、起き上った姿勢でないと呼吸ができなくなります。
また、肺のうっ血、肝臓のはれが起こり、全身にむくみが出てきます。しかし、血圧には異常がみられません。検査をすると、心臓が左右に肥大し、心雑音が聞かれ、また心電図に心筋障害が認められるようです。
 この病気はリウマチ熱に誘発されるほか、丹毒やしょうこう熱も原因となることがあります。リウマチの検査や心電図検査によって原因を確かめることが大事です。


 ● 急性非リウマチ性心内膜炎
 初期の症状や所見はリウマチ性心内膜炎とほとんど同じで、診断の難しい病気です。肺炎、髄膜炎、流感などの重い急性熱性疾患の末期や血管疾患、悪性腫瘍などで、からだが弱っているときに起こりやすく、予後も悪いことが多いようです。即刻入院し、原因の病気の治療をしますが、悪性腫瘍の時などは治療できないこともあるそうです。

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