膵臓の病気 膵臓嚢腫(膵臓嚢胞)

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膵臓嚢腫(膵臓嚢胞)
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 膵臓の周囲あるいは膵臓それ自体に、一種の「ふくろ」ができる病気を膵臓嚢腫または膵臓嚢胞といいます。
 膵臓嚢胞でいちばん多いのは、急性膵炎にかかったあとで、炎症性の液体や血液成分、分泌物などが膵臓のまわりに吸収されないまま残り、この液体成分と周囲の組織との間にしだいに膜が生じてできたものです。次に多いのは、膵臓が外傷を受けた際に、血液や膵液がもれてできたものです。これらのものを過性嚢胞と呼んで、先天的な原因による真性嚢胞と区別しています。
 急性膵炎後に発声する仮性嚢胞は、ふつう膵炎のはげしい症状がおさまってから、数カ月以上たって発見されます。はじめはあまり自覚症状がなくて、左上腹部がふくれ上がってきます。嚢胞がある程度大きくなると、胃、十二指腸、大腸などを圧迫して、上腹部の不快感や圧迫感を訴えるようになります。
 嚢胞が発見されても、時には縮小してなくなってしまうこともありますから、特別の苦痛のないときは、急いで手術をする必要がありません。しかし、しだいに大きくなってきて、いろいろな自覚症状があらわれてきた場合には手術が必要となります。

 
 

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