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| 一般に、急性食道炎は、胃カメラ、食道鏡、胃の手術後に入れておくゴム管、間違えて飲み込んだ魚の骨などによる機械的刺激、酒の飲み過ぎ、朝鮮漬の食べ過ぎといった化学的刺激などで起こる場合が大部分です。 |
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このほか特殊なものとして、腸チフスなどの重い伝染病や、がんの末期などに食道壁が腐るなどの急性食道炎が起こることもあります。また食道鏡や魚の骨などで食道壁に傷がつき、そこから細菌が入って、食道周囲からさらに縦隔洞全体に炎症が広がるようなものもあります。
ふつう軽い急性食道炎は、原因となっている機械的あるいは化学的な刺激を取り除いたうえで、絶食したり、流動食を取ったりして食道を休ませれば、そのほかのことはあまりしなくてもなおります。
何十年も、毎晩、ウイスキーやブランデーのような強い酒類を相当量飲み続けた人の食道を食道鏡で見ると、粘膜は全体にむくんではれあがり、ところどころはがれて出血したりしているそうです。食道自身はなおろうとしていても、なおりかかったところに容赦なく毎晩強いアルコールが注がれるのですから、よくなる暇がありません。同じようなことが、刺激物、熱いもの、かたい物などを取り続けても起こります。これがふつうの慢性食道炎です。
症状は、胸骨の後方の疼痛、異物感、灼熱感、胸やけなどです。
治療は食道を安静にするのが第一で、原因になっていることをいっさいやめて、おかゆをはじめ、柔らかい食物を食べ、食道の粘膜を保護します。いっぽう、傷をなおす内服薬も使います。
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