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逆流性食道炎
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 胃液や腸液が、食道に中に逆流し、食道壁を消化してただれさせる病気です。

 
逆流の原因
 ふつうは、胃の入り口には、しまりがありますから逆流しないはずで、これが逆流するのは特別な場合に限ります。
 一つは、手術した場合、もう一つは病的にしまりが悪いか、または短食道という奇形で、胃の一部が胸の中に入り込んでいる場合です。
 がんや潰瘍で噴門部を切除したあと食道と胃、または食道と腸とをつなぐとき、そのつなぎ目が広すぎると、胃腸の消化液が逆流し、強い食道炎を起こします。特に夜、休んでいるときに、重力の関係でもどりやすくなるので、夜中や朝に、強い痛みや胸やけ、灼熱感を訴えて苦しみます。
 
 ● 慢性食道炎
 何十年も、毎晩、ウイスキーやブランデーのような強い酒類を相当量飲み続けた人の食道を食道鏡で見ると、粘膜は全体にむくんではれあがり、ところどころはがれて出血したりしているそうです。食道自身はなおろうとしていても、なおりかかったところに容赦なく毎晩強いアルコールが注がれるのですから、よくなる暇がありません。同じようなことが、刺激物、熱いもの、かたい物などを取り続けても起こります。これがふつうの慢性食道炎です。
 症状は、胸骨の後方の疼痛、異物感、灼熱感、胸やけなどです。
 治療は食道を安静にするのが第一で、原因になっていることをいっさいやめて、おかゆをはじめ、柔らかい食物を食べ、食道の粘膜を保護します。いっぽう、傷をなおす内服薬も使います。

 

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