代謝異常 糖尿病の治療

食事療法 標準体重の維持


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糖尿病の治療
食事療法
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 糖尿病の食事療法は決してむずかしいものではありません。過食を避け、栄養素を配合よくとることに尽きます。つまり、標準体重を維持する程度に食事全体のカロリーを制限し、しかも、各種の栄養素をまんべんなくとることです。
 1日に摂取すべきカロリーは、現在の体重ではなく、標準体重から計算したものを目標にします。標準体重とは、身長から100を引き、それに0.9を乗じたもので、この重さの1割増し、あるいは1割減の範囲内とします。なお、必要カロリーの決定は、主治医の指示に従うべきですが、だいたいの目安は、社会活動を営んでいる人で標準体重1`につき約30iというところです。
 
食事療法についての誤解
 食事療法での大きな誤解は、何が良いとか、何が悪とか言われていることでしょう。たとえば、ピーナッツは糖尿病によいとか、ウィスキーはよいが、日本酒やビールは悪い、などとよく言われますが、すべて誤りです。
 ピーナッツは、元来カロリーの多い食品なので、むしろ、糖尿病には警戒を要する食べ物です。また、ビール1本はご飯1杯、日本酒1合もご飯1杯、ウィスキー80cもご飯1杯と同じカロリーを出すと考えれば、アルコール類のどれでも好きなものを適量に飲むことができるわけです。もちろん、1日に必要なカロリーを全部をアルコールに置き換え、それだけを飲むということは許されません。要は、よいといわれているものでも、量が多ければ悪い結果をもたらしますし、悪いといわれているものでも、量を心得てさえいれば、なんら害はないのです。
 糖尿病の食事療法は一生続けなければなりません。量を制限し過ぎたり、いろいろなものを偏食にならないように、バランスのとれた食事を続けるべきです。

 
 

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