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● 原因
だれでも突然のショックに出会うと、食欲がなくなったり、急にトイレに行きたくなる経験があると思いますが、これは病気とは言えません。
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しかし自律神経に異常がある人、情緒が不安定で神経質の人、つまり心配性の人、気の小さい人、几帳面な人、過保護に育てられた人、がんノイローゼに悩んでいるような人などには、日ごろの仕事や対人関係の悩み事がストレスになり、病状となってあらわれます。ホワイトカラーや精神労働者に多く、肉体的労働者には少ない病気といわれています。
● 症状
症状は、腹痛、下痢または便秘で、いずれも大腸のけいれんから起こるものです。たとえば朝食事をした直後にトイレに行き、少したってまた行きたくなり、歩いたり電車に乗るとまた行きたくなる、といったようなことを繰り返します。排便前には軽い腹痛があっても、すんだ後はすぐになおってしまい、ときには粘液だけの排泄を見ることがあります。このほか、お腹がはったり、ガスが出たり、不眠、食欲不振、神経質になったり、くよくよして気が滅入ったりします。病気の原因が自律神経機能異常や、心因性の要素が根底にありますから、罹病期間は長く、1年から数年にわたり、よくなったり悪くなったりを繰り返します。
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