腸の病気 便秘

便秘の原因 腸の通過障害


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便秘
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便秘は一般にありふれた症状ですが、大部分は自分で売薬などで済まし、あまり医師にはかかりません。便秘を一つの病状として見るには、次のような条件が必要です。
 健康人は1日1回の排便がありますが、時には2〜3日に1回のこともあり、この場合でも快い排便感であれば便秘とは言いません。毎日または2〜3日おきに、決まった快便が見られたのが、4日以上なく、頭痛、腹のはり、ガスが出て、排便に苦しみを伴うものであれば便秘といいます。また1日2〜3回の排便があっても、かたく少量でじゅうぶんな排便感がない場合は、やはり便秘とみます。
 
● 原因
 腸の通過障害、大腸の形態異常、大腸のけいれん収縮、大腸の運動低下、自律神経失調症、生理時などから、便の通過に時間がかかり、過剰に水分が吸収され便がかたくなって起こります。下剤の乱用も、腸の感受性を鈍くし便秘をもたらす原因となります。
 ここでは便秘を、器質性の病気によるものを除き、弛緩性便秘、けいれん性便秘、直腸型機能性便秘の三つに分けます。
 
弛緩性便秘
 大部分の便秘症はこれに属し、特に老人に多くみられます。大腸全体の運動が低下し、長時間食物が大腸に停滞して便がかたくなり、大きなかたまりとなります。
 
けいれん性便秘
 大腸の運動が亢進して、食物がこま切れになって進行が遅れ、水分が余分に吸収され、かたい兎糞のようにコロコロした便になります。
 
直腸型機能性便秘
 女性によくみられるもので、便意があっても我慢をし、これが度重なってくると、便が直腸に達しても正常の排便の刺激とならず便秘となります。



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