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虫垂炎は若い人に多くみられ、10〜30歳のの人が約3分の2を占めています。男性と女性とでは、昔から男性の方が女性より多いといわて来ましたが、それほど差はないようです。
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また農村に少なく、都会人、特に勤め人や学生になどに多いことが認められているようです。季節との関係では、秋や冬に少なく、春および夏に多い傾向がみられます。
虫垂炎の発病に食物の差が関係し、肉食者に多く菜食者に少ないといわれることもありましたが、これもはっきりした差はないようです。また、ブドウ、スイカ、サクランボなどの種がしばしば問題にされますが、これらの異物によって発病することは否定できませんが、実際には極めて少ないようです。まらに回中が虫垂に迷い込んで発病する例もあります。同じ家族のうちで親子、兄弟が次々と発病することがありますが、これは遺伝と考えるより生活状態や食物の関係、あるいは、解剖学的な虫垂の形態の類似によるものと考えられています。このほかにからだの激動や精神的疲労も、虫垂炎の発病に関係があるといわれています。さらに暴飲暴食ののちに発病するものが多いことも昔からいわれています。
虫垂炎の直接の原因については、たくさんの学説が唱えられています。そのいずれの説ももっともな説ですが、すべての場合をじゅうぶんに説明するには足りないようです。しかし虫垂炎は細菌によっておこされた炎症であることは事実で、その細菌としては大腸菌がいちばん多く、そのほかにもいろいろの細菌が発見されています。
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