腸の病気 虫垂炎の症状と経過

圧痛、悪心・嘔吐


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虫垂炎の症状と経過(圧痛、悪心・嘔吐)
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 ● 圧痛
 虫垂炎には、自発痛があるとともに、右下腹部に限局した圧痛が必ず認められます。この圧痛は、圧力によって虫垂から直接起こる痛みであるので、医師が診断を行う場合にはきわめて重要なものです。
 昔から多くの圧痛点が唱えられ、診断に役立ってきているようです。
 
● 悪心・嘔吐
 自発腹痛と前後して発病初期から悪心、あるいは、嘔吐があらわれます。その程度はさまざまですが半数近くの患者に起こります。この初期のものは反射的に起こるもので、やがては止まりますが、虫垂炎から腹膜炎に進行すると、悪心や嘔吐は再び頻回に起こります。
 
● 発熱
 全身症状としては体温が上昇します。37〜38度のものが最も多く、37度以下のものも3分の1くらいの患者には認められますが、40度を超えるような高熱はほとんどありません。すなわち、虫垂炎の際の発熱はごく軽度上昇にすぎませんが、腹膜炎を発生すれば38度以上の発熱は当然起こります。
 
● 呼吸と脈拍の増加
 体温の上昇とともに呼吸や脈拍の数が増加します。虫垂炎では呼吸にも脈拍にもたいして影響はないのですが、腹膜炎を起こせば両者とも著しく増加します。
 
● 便通の異常
 虫垂炎の患者は、むしろ便秘や正常のものが多く、下痢を示すものは10%くらいしか有りません、発病後は便秘に傾きます。
 
● 血球数増加
 虫垂炎では比較的早期から白血球が増え、1万(血液1立方_中)を超えるものが少なくありません。腹痛を起こすとさらに2万や3万になる例もあります。


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