腸の病気 腸炎

腸炎の分類 腸炎の全身への影響


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腸炎
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 腸炎は腸の粘膜が炎症を起こす病気で、一般には腸カタルとも呼ばれ、下痢、腹痛などの症状があらわれます。
 いちがいに腸といっても小腸や大腸などがありますが、ふつう小腸だけに炎症がとどまることは少なく、大腸にも炎症が波及します。
 したがって厳密には小腸大腸炎というわけですが、一般にはこれを腸炎と呼んでいます。
 
腸炎の分類
 腸炎は急性腸炎と慢性腸炎とに分けられ、前者はおもに細菌感染によって起こり、症状が強くあらわれますが、経過は短く3〜10日くらいでよくなります。
 慢性腸炎は、急性腸炎が再発を繰り返したり、他の病気で腸が刺激されたり、不摂生などのために起こり、急性腸炎より症状は軽いけれども、なかなか治りにくい病気です。早くても数カ月、遅ければ数年にわたることがあります。
 
全身への影響
 一般に経過は良好な場合がほとんどですが、急性腸炎が胃炎を伴って嘔吐が激しかったりすると脱水状態となり、小児、老人では生命にかかわることもあります。慢性腸炎では、胃、肝臓、膵臓、胆嚢、心臓などの病気から、続発的に起こる場合がありますが、腸炎から他の臓器に影響を及ぼすことはあまり考えられていません。ただ長い間この病気にかかっていると神経質になったり、無気力になったりすることが少なくありません。
 
罹患傾向
 この病気はごくありふれた病気で、だいたい食べ物が原因となっていますから、食べ物が早く腐る夏の方が冬よりもかかりやすいようです。年齢的には、20〜40歳くらいの青壮年に多くみられます。



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