腸の病気 虫垂炎で起こりやすい合併症

穿孔性腹膜炎 腹膜炎


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虫垂炎で起こりやすい合併症
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 虫垂の炎症が周囲に広がれば、当然腹膜炎を起こします。手術の際に病変が虫垂に限局しているにもかかわらず、腹腔内にすでに薄い滲出液を認めることがしばしばあるようです。
 しかし一番重要な合併症は穿孔性腹膜炎で、ひどい例では腹腔全体に膿がたまっていて、きわめて危険な状態となります。穿孔を起こすまでの時間は、発病3時間くらいという例もあり、一定していません。穿孔が起こると腹痛は急激にはげしくなり、患者によってはあおむけに寝ていられずに、横向きになり、エビのように曲げています。穿孔を超す誘因として、昔から下剤や浣腸があげられています。
 腹膜炎が限局された部分だけに起こると膿瘍が形成されます。その部位にはいろいろあり、盲腸周囲、骨盤内、横隔膜下などがあります。膿瘍形成は広範囲な腹膜炎ほど重篤ではありませんが、発熱、腹痛、全身障害などの症状をあらわします。さらに、まれには細菌が門脈の中に入って、肝膿瘍を起こすことがあります。


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