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腹痛と下痢 全身衰弱


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急性腸炎の症状
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 この病気のおもな症状は、腹痛と下痢です。また、重症の場合は発熱を見ることもあります。
 
腹痛と下痢
 下腹部、へそのあたりが重苦しく張ったような感じがし、痛みは鈍痛から、しだいにはげしい穿痛に変わります。下痢は1日2〜3回から多いときは20回を超えるほどになり、かゆ状、または、水様の便があり、そのたびごとに腹痛を起こします。腹痛は、小腸の強い収縮に一致し、一般に左側か、へその周辺に強く起こります。
 また、おかされた場所により症状が違い、おもに小腸がおかされているときは便の粘液は少なく、胃炎を合併すると食欲不振、吐き気、嘔吐を起こしやすくなります。大腸もおかされると粘液が多量に混じってきます。大腸の下方がおかされると、トイレから出てもまたすぐに行きたくなり、肛門のところが締められたような感じ、いわゆるしぶり腹の症状が出ます。一般に胃、小腸、大腸全般に炎症が起きることが多いようです。
 
発熱
 熱はあまり高くなりませんが、ときに重症な例では、39〜40度の高熱を出し、全身衰弱を起こすこともあります。
 
経過
 ふつうは、3〜10日くらいでよくなりますが、重症の場合は高熱を出し、ひどい下痢のため尿量が著しく減り、やがて虚脱状態におちいり、いわゆるコレラ状になることもあります。この場合、声がかれてくると危険で、ほおっておくと生命が危険になりますから、一刻も早く手当てをすることが大切です。軽い場合はほうっておいても自然になおることもありますが、慢性腸炎に移っていくことがありますから、軽いからといって油断しないで、じゅうぶん正しい治療をしておくことが大切です。



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