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潰瘍性大腸炎
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 慢性の下痢が続き、大腸の粘膜に小さな潰瘍がたくさんできて、その潰瘍がよくなったり悪くなったりを繰り返すために、大腸の粘膜に潰瘍を中心に凹凸ができて、粘膜が肥厚する慢性の病気です。
 たいていの場合、直腸から悪くなり始めて、だんだん、大腸全体に広がる慢性の経過をとります。しかし時には、右側の大腸だけとか、あるいは、ほんの大腸の一部に限られることもあります。
 病気のはじめの状態は直腸に潰瘍のある、慢性直腸・結腸炎といってもよいでしょう。
 この病気は、慢性の状態で進み、ときには急に重くなったり、また治療によってよくなったりという経過を繰り返します。したがって、この病気にかかると、大腸の潰瘍からの出血と、その出血が長く続くために貧血を生じ、また血液中のたんぱく質も少なくなるので、しだいに栄養不良になってからだが衰弱します。ヨーロッパの国々に比べて日本ではそれほど多くない病気です。またこの病気にかかると、肝臓を悪くし、関節炎などを併発することもあります。
 この病気の3分の2は、20〜40歳の間にみられることが多いものです。外国の報告では女性に多いという説もありますが、日本では、男性にやや多いようです。



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