直腸、肛門の病気 直腸・肛門周囲炎

直腸・肛門周囲膿瘍


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直腸・肛門周囲炎(直腸・肛門周囲膿瘍)
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 肛門周囲が化膿する病気のことを、肛門周囲炎、または肛門周囲膿瘍といいます。肛門周囲よりも奥、つまり直腸の末端の方が化膿すると直腸周囲炎、または直腸周囲膿瘍といいます。このうみが肛門の内部や外部に自然に破れ出るか(自潰)、または小さな切開によってうみを出した後、その傷あとが長い間なおらずに残ったものが痔瘻です。
 
● 原因
 化膿の原因は、大腸菌を主とする、ふつう私たちの大便中にみられる腸内細菌です。昔よく言われていたような結核菌によることは、近年ではほとんどなくなったといってよいでしょう。
 このような細菌は、大部分が直腸の粘膜と肛門の皮膚との移行部、すなわち、痔核(いぼ痔)などのできる付近の小さなくぼみから侵入します。そして周囲のいろいろな組織のすき間に、化膿を起こします。
 肛門周囲の皮下組織に炎症が起こってうみがたまれば、肛門周囲炎となります。奥の方に化膿が広がれば、直腸周囲炎になるわけです。
 
● 症状
 急性の化膿ですから、発熱と疼痛があります。多いのは肛門周囲炎で、肛門外部がはれて、皮膚面が赤くなります。
 直腸周囲のはれは外部からは見えず、肛門内に指を深く入れて診断するそうです。疼痛も、指診や排便のときに強く、時には、排尿も困難になることがあります。
 膿瘍が肛門内や肛門外皮膚に破れて、疼痛やはれがなくなり、熱が下がることがあっても、そのままなおることは期待できません。それは痔瘻になることがよくあるからです。

 


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