心臓・血管の働き
@ 心臓と血管は、いわゆるポンプとパイプであり、全身に血液を送るために重要な器官である。
A 心臓は、生まれる以前から死ぬまで一生を通じて働き続ける。
● このように、一刻の休みも許されない心臓では、故障が起こったり、あるいはささいな故障が重大な障害をもたらすのは当然であろう。
どんな病気があるか
@ 心臓の故障
生まれながらの故障(先天性心臓疾患)もあれば、細菌のため、直接、間接に心臓の筋肉や内膜がおかされ、心臓の弁膜などに障害ができることもある(心臓弁膜症など)。
● 生まれつきの故障がひどいと、育たずに死亡する。軽い場合や、少年期にリウマチ熱をわずらって弁膜に故障ができた場合などでは、思春期以後中年にかけて、障害があらわれてくることが多い。
A 高血圧と動脈硬化
高血圧症でも最も多い、原因不明の本態性高血圧症をはじめ、その他の原因による高血圧症も、たいてい中年までに始まり、心臓肥大、動脈硬化を助長する。
● 大切な臓器に栄養を起こる血管の硬化が進むと、たとえば脳の血管が硬化すると脳卒中、心臓に血液を送る冠状動脈が硬化すると狭心症や心筋梗塞、腎血管が硬化すると尿毒症など、重大な病気を引き起こす危険がある。
どんな症状があらわれるか
心臓・血管の病気といっても、種類は多く、症状は様々だが、一応共通にみられる代表的な症状は、動悸、息切れ、胸痛、むくみなどである。また、脈拍が不ぞろいになったりする。これらは、心不全、不整脈と呼ばれ、心臓のいろいろな病気に、結局あらわれてくる主要な症状なのでこれから詳しく述べていこう。
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