周期性四肢まひ 運動不能

甲状腺機能亢進 血清カリウム

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 私たちのからだは、変化のはげしい外界(外部環境)にさらされていますが、からだの内部の状態(内部環境)は正常に保たれています。それは、外部環境の変化に対応して適切に反応しているからです。
 外部環境の変化を刺激として受け入れるのは、皮膚などの感覚器の働きです。刺激を受け入れるという意味で受容器ともいいます。一方変化に対応して反応するのは筋肉や分泌腺ですが、反応効果をあらわすという意味で効果器と呼んでいます。
 しかしもっと重要なことは、受容器と効果器の間を取り持って、適切に対処できるような仕組みがあることで、この仕組みが神経系なのです。したがって、神経系は受容器と効果器との間を機能的に連結して、受容器から送り込まれる情報(刺激)を適切に処理して、効果器へ指令(反応)として送り出す働きを営んでいるのです。そしてこの適切な処理の働きを統合と呼んでいます。

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周期性四肢まひ
 四肢(両上肢と両下肢)筋の脱力、ないし運動不能を繰り返す病気ですが、原因は明らかではありません。わが国では、欧米に比べ、甲状腺機能亢進を伴う例が多くみられます。清壮年期に発病することが多く、また、女性より男性に多い病気です。
 症状
 夜間、または睡眠からさめたとき、起き上がろうとして、不意に躯幹および躯幹に近い四肢筋の脱力を起こし、運動不能となります。この発作は、数時間ないし十数時間続いてから、徐々に回復します。まひは、下肢に最も強くあらわれ、上行性に躯幹、上肢をおかします。
 この病気は、発作中、血清カリウムの変動を起こしていることが多く、カリウムの低下する型、高くなる型、そしてカリウムの変わらない型の三型がありますが、カリウムの低下する型が最も多くみられます。
 
治療
 甲状腺機能亢進のある場合は、それに対する治療を行い、低カリウム血性の場合には経口的にカリウム投与を行うと、発作をおさめることができるそうです。
 
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