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脊髄炎
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脊髄のいろいろな病気を総称して脊髄炎といっています。脊髄は脊柱を上下に貫く長い管である脊柱管の中に入っていて、長い索状をしています。脊髄のなかには、脳から胸部、腹部、四肢などへ行く運動神経などが通っています。したがって脊髄の病気におかされると、下半身への神経の伝導がおかされ、いろいろな症状があらわれてきます。
 ● 症状と経過
 横断性脊髄炎の症状が代表的で、これはおかされるレベル(高さ)から下の下半身の運動まひ、感覚まひを招きます。下肢が両側とも、まひを起こすことが多く、これを「対まひ」ともいいます。また、おかされるレベルが上方にあると、上肢も下肢もマヒすることがあり、これは「四肢まひ」と呼ばれます。
マヒした手足の筋肉は、あまり細くなりません。膝反射は、たいてい亢進しています。
 感覚は下半身が鈍くなっていて、触感、痛感、冷暖の感覚も失われていることが多く、このために傷を受けやすく、そこから細菌感染や床ずれが起こりやすくなります。また、排尿や排便も困難となり、尿閉、尿失禁をきたします。尿がたまると細菌が入って膀胱炎や、敗血症を起こすことがあります。
 発病のしかたは脊髄炎の種類によって異なり、まもなく、自然に軽快するものや、だんだん悪くなるもの、よくなったり悪くなったりするものなどがあります。また、まひが上にあがり、呼吸がおかされて死亡する上行性脊髄炎のようなものもあります
 
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